二人の最高実力者

mikawakinta632010-02-04

立春」とは名のみのこの節分寒波。真冬に逆戻りで震え上がった一日。きょうの列島は寒波だけでなく人気と悪名で国民的英雄二人の去就のニュースが駆け巡った。二人の英雄は「塀」の上から向こう側の玄関に落ちるか、こちら側に落ちるか注目されていた。


角界の最高実力者、朝青龍は向こう側に落ちかかったがこちら側に自ら飛び降りた。自ら飛び降りれば、退職金も功労金も手に入るからという計算が働いただろう。その辺の事情は明日からのワイドショーでいやというほど扱われるだろう。


政界の最高実力者、小沢一郎氏は政治とカネの裏も表も知り尽くしているだけに自分だけはクロと断定できる証拠を検察に握られることなくうまくすりぬけた。そしてともに塀の上を歩いていた3人の手下を向こう側の玄関口に落とし、自分だけはこちら側に下りるタイミングを窺いながら塀の上を歩き続けている。クロでないことはシロであるとでも思っているだろうか。刑事責任は免れても政治責任はどうしてくれるか?


この最高実力者には高砂親方鳩山由紀夫代表という監督責任者がいるが、どちらの監督責任者も最高実力者には頭が上がらずなめられているという共通点がある。組織がうまく機能するかどうかは偏にトップの資質によるものだ。


<きょう一枚> 老人芸能大会  2月4日  サンアート

昨年10月台風で延期になった老人芸能大会が4ヶ月遅れできょうあった。阿波踊りや歌謡舞踊でステージの上で滑ってすってんころりん続出。フラダンスでは下腹ぽっこりを恥ずかしがることもなく派手な衣裳で。いかにも老人芸能大会。
写真は、わが地区のモダンボーイとモダンガールの「壷坂情話」。