映画「おとうと」

mikawakinta632010-02-06

朝起きると、うっすらと雪化粧。稲沢の孫の生活発表会を見に行く予定をしていたら、雪が多いから来ない方がいいと連絡が。それならと、予定変更してMOVIXで映画「おとうと」を観賞。


東京で夫と死別後一人娘を育て上げてきた姉(吉永小百合)と、大阪で何かと問題ばかり起こしてきた弟(笑福亭鶴瓶)との再会と別れを通して家族の絆とは、人生とは、別れとは何かと問いかける笑いと涙の物語。「大阪弁版寅さん」あるいは「かあべえ」での吉永・鶴瓶コンビの続きを見る思い。鶴瓶の圧倒的存在感と吉永の貫禄がめだつ作品。

           

東京での学生時代、東京に嫁いでいた8歳違いの姉に小言を言われながらも小遣いをせびりに行っていた50年前の自分に重なるところがあつて,家族の絆・存在を改めて感じた。肩に力を入れて見る作品でもなく、かといって眠たくなるような作品でもなく、見た後で爽快感の残る作品。山田洋次監督、吉永小百合笑福亭鶴瓶の名前で得点を稼ぎ、93点。