五輪とトヨタ公聴会

mikawakinta632010-02-26


終日の雨。久しぶりのことだ。雨が降ってもあまり寒さを感じない。70数年前のきょう、2月26日は二・二六事件のあった日だ。その日の東京は大雪だった。ここにも地球温暖化の一端を感じる思いだ。


このところの2〜3日、テレビ・新聞の報道はバンクーバーとワシントンばかり。日本の国会で自民党が審議拒否しても国民へのアピールにならずに方針転換。国民の関心は真央ちゃん、ミキティーと豊田社長に。


愛知県のフィギア3人娘、銀メダル、5位、8位とよくやった。真央ちゃんの銀色の大粒の涙は、4年後にはきっと金色の
涙になるだろう。技術力より芸術点にウェイトを置くのが国際標準のフィギア採点、表現力を磨くことが金への道ではないだろうか。


いくらマスコミ嫌いの豊田社長とはいえ選挙を意識した政治ショーとも云われる公聴会へ出かけるのは社長としての使命だろう。グローバル企業トヨタの国際感覚,ひいては豊田社長の国際感覚を身につけた表現力が試された場でもあっただろう。公聴会が終わってこれからが正念場だろう。


フィギアの国際舞台でもグローバル経営でもその成否は国際標準、国際感覚の「表現力」がキイポイントになるだろう。他方、自動車に限らず、家電製品など、いやスポーツの世界でも韓国勢の追い上げは急だ。真央ちゃんが自己最高の演技をしても更にその上にキムヨナがいる。プロ野球も韓国になかなか簡単には勝てなくなった。高品質、緻密なプレイはもはや日本のお家芸ではなくなりつつある。



<きょうの一枚> ミヤマウグイスカグラ  2月20日  藤岡・緑化センター

山道の途中、樹高2mほどの木に小指の爪ほどの大きさの花が一輪だけ咲いていた。ミヤマウグイスカグラというそうだ。
4〜5月頃に花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実が熟すそうだ。