フランスの風

mikawakinta632010-03-05

きのうは2月に逆戻り、きょうは4月に先走りの陽気で弥生3月はどこに行ったやら。雨も上がって4月の陽気に誘われて平針の農業センターへ梅を観に行ったところ、駐車場2時間待ちの看板。午後、悠学カレッジの講座があるのですごすごと引き返してきた。


悠学カレッジは、フランスの今を知る講座「フランスの風」その1回目。講師は仏語の普及や日仏交流のための活動をしている協会から派遣され、仏滞在の経験もある女性講師、柴田さん。


次女一家3人が3年間フランスに滞在していて去年8月に帰国したこともあり、大変興味深く聞くことが出来た。

● 週35時間労働、年間5週間の有給休暇、小学校は週4日制。バカンス大国フランスは一見幸せそうにみえる。

● だが、人口10万人当りの自殺者数がロシア、日本、に次いで3番目に多い。中高年に多い。厳しい経済、競争社会。
  経済社会がグローバル化したが、フランス人は変化についてゆけない。フランス革命以後権利闘争で勝ち取ったものを
  奪われることが怖いから。だから、自殺者が多い。

● 経済発展から立ち遅れないために週39時間までの労働が認められるようになった。


フランスの子供たちは先生の話に質問をすることが非情に多く活発らしい。ただでさえ、言葉が通じにくく、引っ込み思案の孫がフランスの幼稚園はおもしろくない。早く日本に帰りたいというのが口癖だったのがよくわかるような気がする。

一時帰国した娘がフランスへのみやげだといってあられの「柿の種」をたくさん買い込んでいったことがある。その理由が講師の話でわかった。食前酒のつまみに「柿の種」とダイエットのための緑茶がフランスへのみやげに最適だとのこと。


<きょうの一枚>  フランスの幼稚園での仮面劇の孫 スカイプより