灯油ストーブ

mikawakinta632010-04-14

日本では内閣が迷走していると天気まで迷走天気のようだ。20度を越す気温の日が続いたと思ったら、きょうみたいに冷たい北風が吹き、北海道では吹雪だとか。


ウチではパソコンの部屋はストーブを使っている。 昨今のような迷走天気が続いていると、灯油を新たに買うかどうか迷う。できれば、ストーブのタンクにも買い置きのポリタンクの中にも灯油は残さずに物置にしまいたいからだ。ゴールが何メートル先にあるかわからずに競走するようなものでペース配分がまったくわからないのだ。たかが灯油の話だと思うことなかれ、これが人生の縮図ではないだろうか。


サラリーマン人生は大体ゴールの年齢が決まっているからそれに合わせて人生設計が立てられる。第二の人生はゴールが決まっていない。第二の人生でやりたいことをやって誰にも迷惑をかけずにコロッと行けば理想だが、なかなかそうは行くまい。 ポリタンクに買い置きしておいた灯油を季節の変わり目に合わせてちょうど全部使い切ることは至難のワザだ。


何といっても厄介なのは、第二の人生レースは何m競走かわからない。途中から障害物競走になるかもしれない。長距離走に備えてチマチマと走っていてはレースが楽しくない。そうかといって自由な時間ができたからといって笛や太鼓でドンチャンドンチャンやっていたら灯油が底をついてしまう。第二の人生の灯油はストーブの灯油と違って買い足しがきかないのが難点だ。


<きょうの一枚> アメリハナズオウ  三好丘  4月14日

豊田との市境の林沿いに走る道路端に2mくらいのアメリハナズオウの木が去年まであった。葉っぱが色づくのは今頃。その木は切られていたが、実が落ちて芽を出したのか20cm〜30cmの高さの赤い葉っぱが10数本。朝日に光輝いていた。