中世の面影残すローデンブルグ&ビールの本場ミュンヘン
ドイツでの最初の宿泊地はロマンティック街道のハイライトローデンブルグ。町の起源は9世紀、17世紀頃まで自由都市として栄え中世の面影を残している町。旧市街は城壁に囲まれている。さしづめ白川郷の中の民宿で泊まっている感じだ。
町の中心マルクト広場 市場が開かれる ローデンブルグの町並
夜明けとともに町の散策に出かけたらマルクト広場には人っ子ひとりも見当たらない。(上左側写真)まだ開いていないパン屋のウィンドウを眺めていたら、ジョギング中のおじさんが立ち止まって身振り手振りであちらのパン屋は開いていると教えてくれた。言葉が分からなくても意は通じるものだと身を持って体験。
ローデンブルグからロマンティック街道を40kmほど南下した所にやはり城壁に囲まれ中世都市の面影を残す町、ディンケルスビュールがある。
城壁の外から見るディンケルスビュール 1440年代に建てられた建物。現在はホテル
ディンケルスビュールからロマンティック街道を更に170km南下。南ドイツに花開いた宮廷文化の中心地でありビールの本場ミュンヘンに着く。
ミュンヘンからドイツ2泊目の地フュッセンまでは更に130km南下。1日で350kmのバスの旅。名古屋〜東京間くらいの距離だ。この時期のヨーロッパは夜9時を過ぎてもまだ明るい。時差ボケもなんのその、バスの中でも眠たくなることもない。興味のあることに付き合っていると眠ることももったいないくらいだ。