事業仕分け

薄日が差し込んだり引っ込んだり、時折強風が吹いたり黒い雲が出たりで不安定な天気の一日。お昼前のひととき、ご近所さんと豊田の西山公園のバラ園を眺めに行った。今が見頃。これだけのものを入場料無料で見させてくれるとは、さすが豊田市さん。

 


「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」とサラリーマン川柳にまで登場した事業仕分けの第2弾がきのう終わった。
公務員の天下りとムダ使いの温床である公益法人が仕分け対象となっていたようだ。天下り先を確保するために作られた公益法人や、高級官僚の”渡り”はもってのほかだ。


ニュースを見聞きしていつも思うことだが、マスコミは”天下り”を悪の温床のごとき扱いをしているが公務員も人の子、生活しなければならない。職業選択の自由もある。在職中に培った知識・経験を第二の人生で生かしてもらうことも必要ではないか。”天下り”を悪い、悪いと言う前に公務員制度のあり方を抜本的に見直す方が先ではないかと思う。


そして、公務員制度改革と同時に国会改革もしなければ国民は消費税増税にも理解を示さないと思う。国会議員の人数、議員宿舎やJRタダ乗りの特権、政党助成金のあり方などまず自らの身を切ることからしてもらわなければ、「何をえらそうな、自分達こそ事業仕分けを」と反発を喰うだけではないだろうか。