読書

彼岸に入ったものの晴れ間の出てきた午後の暑さは真夏を思わせる。黒笹グランドできたよし地区のグラウンドゴルフ大会。90数名の参加で4位に入賞。早朝の開催で日照りもほとんどなく暑さから解放されていたのが幸いしたのかもしれない。

 9/15 三笠オープンロケセット
石川県加賀市の日本元気劇場。三笠オープンロケセット。明治38年日露戦争で東郷元帥率いる帝国海軍がロシアバルチック艦隊を破ったときの旗艦三笠を再現したもの。全長80m、マストの高さ50m。NHKドラマスペッシャル「坂の上の雲」のロケを昨年9月に行った。


きのうの敬老の日、孫と一緒に本屋に行った際に「敬老の日 読書のすすめ ゆたかに生涯読書」と題したリーフレットがカウンターに置いてあるのが目に留まった。(社)読書推進運動協議会が出しているリーフレットで「本を読むと若くなる」なぜか。それは、軽いスポーツが身体の健康を支えるように読書が頭の体操になり、心の健康に役立つから。などと書いてあった。


また、今年は「国民読書年」であることも書かれていた。近年、活字離れ、読書離れが進み精神文化の変質をもたらしている要因になっていることから平成20年に国会決議で22年を「国民読書年」にすることが決まったそうだ。国を挙げて読書のすすめを促進しても安直な文化の氾濫に押されてしまっているのが現状だろう。


それにしても、読書に関しては自分ほど恵まれた環境で育った者はいないだろう。それは、本屋の倅であったから。しかし、恵まれすぎて次から次に新しい本に目移りするため、まともに熟読をしたことがない。結局は、血となり肉となっていない。そんなことから、今更「心の健康」のことを言われても「身体の健康」を維持することに精一杯だ。というのが本音だ。そして、若い頃もっと本を読んでおけばと反省しきりだ。