コピー大国 中国

昼間はまだ半袖の方が快適な陽気が続いている。庭ではハイビスカスも朝顔もゴーヤの花も咲き夏の顔だ。隣家のヴァイオリニストも快適な陽気に誘われて、窓を開け放してのレッスン。演奏会が近いらしい。連日、ピアノ、バンドネオンとの合奏でタンゴが流れてくる昼下がり。タンゴの調べに耳を傾けながら”午後の紅茶”で至福のときを過ごすのも粋なものだ。

けさ突然咲いた 庭のコルムチカ


先日訪れた中国でのこと。みやげ物店でひやかし半分に並べてあるバッグを眺めていると、店員がカミさんのバッグを見てこれもコピーだろうと言われ、カミさん気分を悪くしていた。ことほどさようにコピー大国と悪名高い中国。これだけは、違っていた。電動バイクだ。電気モーターで動くバイクだ。街を走るバイクの7割くらいはこれだろう。自転車と同じ扱いで免許はいらないらしい。車優先の交通ルールの中国でエンジン音もなくフルスピードで近づいて来るから歩行者は危険極まりない。

 中国の電動バイク

日本でも、このようなバイクをつくる技術力は当然中国以上のものがあるだろう。普及しないのはどこがネックになっているだろうか?排ガス対策、省石油エネルギー対策にはもってこいと思うが。中国のコピーを日本で作ることだけはしないでほしい。大和魂のプライドが許さん。