モミジバフウ

暦の上では明日は立冬。秋は今日までだ。セーターも脱ぎたくなるような穏やかな晩秋。爽やかな天気に誘われてモリコロパークへ出張ウォーキング。かえで池の淵沿いの日本庭園のモミジバフウだけはすっかり色づいている。この一帯の紅葉のピークは来週から再来週くらいだと案内所の係員。

日本庭園からサツキとメイの家一帯の両側を囲むようにした小高い山は格好のウォーキングコースだ。休日といっても行楽地のような人出もなく、山道で行き交う人もほとんどいない。ウチから30分もかからない所にこんな環境のいいウォーキングコースとは贅沢なことだ。


モミジバフウ、どんな字を書くかとネット。「紅葉楓」らしい。葉がモミジよりずっと大きいが形が似ている。葉がモミジに似ているカエデということのようだ。橙色から赤に紅葉し美しい。

 
                     モミジバフウの葉

「晩秋」といってもまだまだ実感がともなわない。23日の勤労感謝の日の頃ともなると草木は徐々に枯れ始め、夕暮れなどは心細く侘しさも募るものだ。季節の深まりはいつも名残惜しさがともなうものだが、秋は特にその感が深い。「秋の日はつるべ落とし」まだまだ実感がともなわないといっていてもすぐにやってくる。