儲けものした気分

午前中は厚い雲に覆われ時折小雨の降るような天気だったが、午後からは青空が広がり小春日和に。こんな日は何か儲けものをしたような気になる。


おととしに犬山のリトルワールドへ行ったとき見つけた花の名前。担当の係の人が休みで分からずその後調べることもすっかり忘れていた。午後のウォーキング中に偶然その花が三好丘の丘陵地の畑に咲いているのを見かけた。ネットで調べたら、すぐわかった。アツバキミガヨラン。何か、儲けものをしたような気分だ。

 

長さ50〜60cmの剣の形をした葉っぱの間から花茎を長く伸ばし鐘のような形をした花をたくさんつける。茎の太さの割りに大型の花なので花が咲くと倒れることが多いらしい。おそらく、そんな心配があったから自宅の庭から畑に移植したのだろう。ネーミングがまたいい。学名が「グロリオサ」、「栄光ある」という意味を「君が代は栄える」と解釈したという。


その花の近くの高さ2mもある土手の上から道路端に向かって、どんどん雑草に巻きつき、絡みつき垂れ下がっているフウセンカズラを見つけた。夏から初秋にかけて観賞用として植木鉢に植えられているものをよく見かける。暦の上では冬に入っているこの時期に自生のものが見られるとは、何か、儲けものをしたような気分だ。