菅・小沢会談

天の配剤はなかなか上手く行かない。きのうは午前中雨から曇り、午後晴れ。きょうはその逆で午前中青空、午後は曇り後雨。きょう、午後から晴れてくれれば東の空に赤銅色の満月が昇る皆既月食というのに。


久しぶりに境川堤防沿いのコースでのウォーキング。5〜6羽の子どもを連れて川を遡るカルガモに遇う。写真を撮ろうと目を離したスキに子どもたちの姿を見失った。親鳥1羽だけが残っていた。おそらく、人の気配を察知して子どもたちを草むらに避難させ親が見張りをしている状態だろう。

親の子ども虐待の報道をしばしば見聞する。そんな親たちにこのような光景を見せてやりたいものだ。


● きのうの菅・小沢会談ではこんなことを考えさせられた。

トップの権限集中は独裁、ワンマンといった暴走を招く危険をはらんでいるが強力な指導力のためには欠かせない。その対極にあるのが今の民主党だ。代表の菅さんが最大の権限を持つはずであるが、一兵卒の部下であるはずの小沢さんに政治と金の問題をめぐって国会で説明をさせることが出来ないでいる。トップが二人いるようでは組織が迷走するばかりである。


トップには”覚悟”、”決断”、”説得力”が不可欠だ。今回の会談、菅さんは果たして覚悟をもって決断しただろうか?覚悟をもって決断してないから説得力が足りないといえる。先日の沖縄訪問にしても、今回の会談でも代表が直々に行ったという実績作りに過ぎない。そんな風に見えてくる。