相田みつを
午前中は晴れ間も多かったが、午後からは曇り勝ちの冬の空。古い日記を見たら4年前のきょう1月5日に名古屋のJR高島屋へ「相田みつを展」を見に行っていた。リタイヤーしてまだ間もない時期だけに彼独特の世界観を書として表現する手法が素晴らしい「人生の応援メッセンジャー」として感じられたものだった。
かねのなる木の花
(ひでおの花散歩 ブログより)
かねが 人生のすべて ではないが
あれば便利 ないと不便です
便利のほうが いいなあ
サンデー毎日の生活が馴れるにつれ、その感激もすっかり失せた気がして彼の著書「生きていてよかった」を拾い読みしてみた。書家、詩人として自分の書、自分の言葉で「いのち」を見続けた生涯だっただけに含蓄のある言葉が多い。ざっと拾い読みでも、読み返してみて、初めて接した時の感激にリセットされた気がする。
● 七転八倒 つまづいたり ころんだり する方が 自然なんだな 人間だもの
● いいことは おかげさま わるいことは 身から出たさび
● おだてられれば いい気になるし わるくち言われりゃ 腹たつわたし