安心して老いられる地域づくり

けさも氷点下で「この冬一番の冷え込み」が毎日更新されている感じだ。ウォーキングのスタートも朝9時頃にならないとエンジンがかからないこの頃だ。


きのうはテレビの外付けハードディスクを取り付けるのにほとんど一日を費やし、きょうは故障したプリンターを新しいものに取り替えるのにほぼ半日かかった。これが、2世代なり3世代同居の家庭なら若いモンが手助けしていとも簡単にできることなのに・・・。ITとは無関係な高齢者家庭では蛍光灯を替えることだけでも大仕事だろう。

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三好丘のバス通りから300mくらい入った林の中には「独居老人」ならぬ「独居車」が餓死している。困ったものだ。


「高齢者犯罪の背景には孤独感がある」と云われている。社会との接点を万引きで捕まることに求めているように。こうしてみると、地縁血縁の結びつきを何とか回復しないと、現在の超高齢化社会が直面する問題はさらに深刻化するだろう。


きのうのニュースでチラッと見ただけだったが、成人式の向こうを張って還暦の人達がパーティーをしたり「60歳の主張」大会をしていた。新たな縁づくりのけん引役として期待されるのはこの団塊の世代の人達だろう。孤立している高齢者、子育てに悩んでいる若い母親、就職難にあえぐ若者 こういう人達に家族に代わって”お節介”を焼いて欲しい。体験や人脈を豊富に持ち、まだまだ健康だ。リタイヤー後の充実した生き方を見つけ出すことにもつながるだろう。


わが地域での「ひだまり喫茶」、大筋この趣旨に沿ったものだ。自分はけん引車でも何でもない常連客だが、団塊の世代の人達に一肌脱いでもらいたいものだ。けん引車は殆どが70代も半ばを過ぎている。