車のしめ飾り

今シーズン初の積雪。午前中は降ったり止んだりだったが午後からは一面うっすらと雪化粧。新年に入ってもう半月が経った。月日の経つのがホントに早い。カミさんの車にまだしめ飾りがしてあるので15日正月も過ぎたしもういい加減にはずしたらどうだ。大した車でもないもに・・・。と苦言。

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      四つ池の雪景色


カミさんはしめ飾りをワラで手作りをしたので愛着があってこんな日までつけていたとのこと。昔は車がどちらかといえばステイタスだったからしめ飾りまでしたのだろう。人々の価値観やライフスタイルが時代とともにかわり、この正月の間にもしめ飾りをつけた車にお目にかかることはめったになかった。


自家用車が「移動の手段」としての役割の占める部分が昔より多くなったといえるだろう。昔は憧れの品であり贅沢品だったから「移動の手段」としての車の意味合いは薄かった。アメ車が典型的な例だ。そして、人生の局面に応じてワンランク上の車に乗り換えてゆく時代も終わった。”いつかはクラウン”なんていうコマーシャルも流行らなくなった。


「移動の手段」のための自家用車となれば「低燃費」「エコ志向」。これが時代の流れとなった。自家用車を持つ動機のうち「移動の手段」という選択肢は昔も今も変わりないが、その占める割合が時代の流れとともに大きくなってきているのだろう。
15日正月までも飾ってあった車のしめ飾りからこんなことを考えた。