中国という国

久しぶりの満天の青空、だが肌を刺すような風の一日。きのうが大寒だったばかりなのにきょう早くも桜の開花予想が発表された。春よ来い、早く来い。


中国のGDPが日本を抜いて世界第2位になることが確実となったようだ。20年前のソ連崩壊で自由主義国と社会主義国の米ソ2極支配構造が消滅したかと思ったが、その復活を予感させるようなこのところの中国の勢いだ。人権・環境・通貨などの問題で都合が悪くなると発展途上国といいながら、あれよあれとよいう間にG2に。胡主席が訪米しても国賓待遇。


その4千年の歴史を誇る中国文化をウォッチする悠学カレッジ「Enjoy!世界紀行 中国編」の2回目。 宋代(960〜1279)の文化が、世界に誇る日本の文化へ


 本日のお菓子
リンナンホンリーピー(ひとくちパイナップル・パイ) 中国南部のお菓子


● 茶文化は唐代に確立され宋代に花開いた。

● 唐代は餅茶を削り鍋で煮た。宋代は粉の茶を茶碗に湯を注ぐ点茶法。

● 点茶法が日本に伝わり独自の茶の湯の文化を開花させた。

● 「闘茶」茶葉の品質や入れ方を競うことが流行った。日本でも室町時代に全盛。足  利幕府が1336年に賭博性が高くなったことから禁止令。


きょうの講座でも闘茶。最初に「夜来香」という茶を飲み、その後5種類出されたお茶の中にも「夜来香」があるが、何番目かを当てる競技。徳川園で体験した「香合わせ」に良く似ている。