南極越冬生活

午前中のグラウンドゴルフの最中はさほどでもなかったが、午後からは真冬に戻った感じの天気。週末は雪が降りそうな気配。


悠学カレッジ、教養セミナーはひばりヶ丘在住、元名大太陽地球環境研究所 助教授 西野正徳先生の「南極での越冬生活の経験」。先生は1966年の第8次南極観測越冬隊を皮切りに延べ3回7年の越冬体験をされている。専門分野はオーロラ現象の解明。

 
     観測船 しらせ             オーロラ



● 南極越冬隊は1957年の第1次隊から第10次隊までは探検の時代。以後現在の第52次隊に至るまでは科学観測・研究の時代。

● 日本の観測基地のメインは昭和基地。みづほ、あすか、ドームふじの3観測拠点。

● 最近は開かれた南極。観測隊に学校の先生が同行ネットで南極からの授業を行う。

● 南極条約で南極は自然科学の研究の場、領土権は凍結を申し合わせている。

● 南極上空でのオゾンホール発見は地球環境の調査の幕開けであった。


それにしても、この教養セミナーの講師陣「胆石の話」の市原先生、「アフリカの動物たち」の宮嶋先生、今回の西野先生、次回の生き物写真家の杉浦先生 皆さん自分の”目と鼻の先”に住んでおられる方々ばかり。各分野で活躍されている方々ばかり。三好に住んでいることに誇りを感じる。