お母さんの手紙

名古屋や岐阜で桜の開花宣言、4月がそこまでやってきているというのにけさの最低気温は0度近い冷え込み。グラウンドゴルフの会場、桜公園多目的グランドの周囲の土手は遠くから見るとうっすらと雪が積もったような姿になってきた。ユキヤナギが咲き始めた。長く延びた枝に小さな白い花がびっしり。満開からは程遠く五分咲きくらいだろうか。

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先週金曜に配信されたメルマガ。「ちょっといい話」として載っていた。震災だの原発事故だのと暗いニュースばかりが続く中で、何だか”ほっとする”話であることと、作者が故郷多治見の小学生と言うことで書き留めておきたかった。


多治見市が市制70周年を記念して募集した「元気な多治見・あったか家族エッセイ」の入選作品集から多治見市立南小学校4年G君の「お母さんの手紙」。


1月2日はお母さんのたん生日です。お年玉をもらった次の日だけど、ぼくはお金をはらう気満々でした。その時ぼくは、頭の中で、「かばんとか、さいふがほしいだろうなぁ〜」こんな事を考えていました。でも、お母さんから返ってきた言葉は、「手紙がほしいなぁ〜」ぼくはすごくびっくりしました。そうぞうとは、まったくちがい、思わず
「手紙って何書けばいいの」と聞き返してしまいました。


ぼくはまよって、30分くらいかかってやっと最初の文を書き始めました。でも、またそれから1時間くらいかかってやっと最初の文を書き始めました。でも、またそれから1時間くらいたって書き終わりました。そして、手紙をあげる時間がきました。お母さんのはんのうは、「ありがとう。すごくうれしいよ」ぼくもすごくうれしくなりました。


やっぱり苦労してもがんばれば、ぜったいいいことはあるということと、物をあげるより、手紙をあげる方がうれしいと分かりました。来年も感しゃの気持ちは手紙に書いて喜んでもらいたいです。