父の日


相変わらずの梅雨空。ウチも庭にもわずかながらのアジサイがある。言い古されたことだが、アジサイは雨に非常に似合うその姿が日本情緒を思い起こさせてくれる。上の写真のような昔ながらの日本紫陽花がいい。下の写真の西洋アジサイは余りにも手をかけすぎて人工の花の感じだ。


きょうは父の日。2週間前の日曜に3人の娘夫婦と孫で食事に招待してくれて父の日のプレゼントを贈ってもらうまでこの日のことをすっかり忘れていた。贈り物は、時差が自動的に調整される腕時計だった。海外旅行にしばしば出かける両親への気配りだった。こんな贈り物をしてもらえるほどの父親だったか?父親より娘たちの出来が良かったのだろう。                                  


地震 カミナリ 火事 おやじ」と言われていた当時の家長的な”おやじ”は我々の親父の世代までではなかっただろうか。家族や家を守るのが責務というのが家長。そんな親父だった。時代がかわっても国家の家長は、やはり家長であらねばならない。ところが、最近の菅総理の言動からは、国や国民を守らなければならないという家長意識が見えない。頼れる家長に代わってほしいところだが・・・。今の時代は「地震 原発 ウィルス おなご」とでも言おうか。