懐かしい写真


ひだまり喫茶の雑談を聞いていると、自分もそのうちのひとりだが未明の雷雨で起こされた人が随分多かった。列島は猛暑と豪雨に色分けされて不穏な天気だ。おまけに台風も近づいている。


9月に開くことになった小学校の同窓会。先日の役員会で小学校当時の写真を持ち寄りスライドショーをすることを提案。言いだしっペが率先して用意しなければと古いアルバムを引っ張り出した。懐かしい写真がかなりあった。自分のカメラで撮った写真が多かった。60年前の小学校6年生の時買ってもらったスタートカメラという機種の記憶だ。写真の大きさは縦2.5cm横2cm。切手を一回り大きくしたくらいのサイズだ。こんなもので喜んでいた。60年の歳月は科学技術をものすごく進歩させたものだと今更ながら驚かされる。


この写真、昭和29年当時の多治見の本町通り。走っている車は今から見ればクラシックカーだ。もう一枚は今は廃線となった笠原鉄道のガソリンカー。昭和29年はどんな年だったかネット検索。青函連絡船洞爺丸転覆事故」、第5福竜丸ビキニで死の灰。映画ではゴジラ二十四の瞳公開。エアコンもない物置の中でアルバムを眺めていると暑さも忘れるほどのなつかしい思い出が走馬灯のように駆け巡る。