ハンゲショウ


青空が広がった。藤岡緑化センターの「季節の花めぐり」に参加。太陽が照りつけても湿気がないから、日陰に入れば過ごしやすい。きょうは暦の上では「半夏生」。厳密にいうと夏至から数えて11日目のきょうから七夕までの5日間が「半夏生」で昔の農家にとっては田植えの目安とされていた。と藤岡まで行く車のラジオが伝えていた。


その半夏生の頃に花を咲かせ、葉っぱが白く化粧したようになるハンゲショウ(半化粧)が群生している湿地が緑化センターの中にある。巾2〜3m長さ50m以上はある湿地一面に今が盛りと半夏生が群生している。ネットで調べると、ハンゲショウの名前の由来は半夏生の頃に咲く説と葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説とがあるらしい。


葉が白くなる理由を先生はこんな風に説明していた。雨の多い季節に咲く花は虫の訪問を受ける機会が少ない。そこで、葉を花のように白く見せて虫にPRをしている。白く化粧をしている間は光合成はしない。化粧の期間が終わると葉は元通り緑になる。