カレンダー

mikawakinta632011-12-01

きょうから師走12月。師走に入ったとたんになんとも重苦しい空模様。そのうちにこの写真のような景色になるだろう。カレンダーが最後の一枚になった。来月からの予定が入っても「来年のことや」と無視していたが、そんなわけにも行かなくなった。病院の予約、悠学カレッジ新春講座の日程、旅行の日程・・・・。                                    


リタイヤーして手帳と名刺とスーツとはきっぱり縁を切った身にはこの時期になるとどうしても来年のカレンダーが必要になる。予定が覚えきれないからだ。現役時代だったらカレンダーに不自由することなんて考えられなかった。情けないことだ。



きょうのような陰鬱な天気だと考えることも、暗い後ろ向きなことばかりだ。手帳に予定をどっさり書きこんでいた時代から、今ではカレンダーに書き込むだけで間に合う。やがて、それも必要なくなり日が暮れるのを待つばかりの毎日になる。あぁ〜いやだ。そんなことは考えたくない。


ものは考えようで、手帳にどっさり書き込まれた予定はどちらかといえば受け身のものばかり。いま、カレンダーに書き込んでいる予定は他人から押し付けられたものではなく、能動的なものばかりだ。こんなに時間がリッチで、やりたいことができる。せっかくのリッチな時間、大いに使うことにしよう。


幸いなことに生命保険のおばさんが来年のカレンダーを届けてくれた。相変わらずブルーな天気だがブルーな気持ちは晴れた。来年も能動的な予定をカレンダーに書き込もう。