木蝋


穏やかに晴れ上がり、陽射しが暖かい一日。老人芸能大会をあすに控えサンアートでリハーサル。アッシー君をつとめる。
         



きのうの2本並んだハゼの木。こんな木の実からどうやってローソクを作るのか気がかりだったので、ネットで調べた。鈴なりの実は右の写真。1粒の実の大きさは小さなブドウの実くらい。皮の部分に多くのロウ分があるらしい。左下の写真、実が白く写っている部分がロウ分。右下の写真、実の中は粘り気がある。白いマーガリンの感じ。




葉が落下したちょうど今頃実を収穫する。石臼で実をすりつぶす。蒸気で蒸す。搾り機にかける。ロウが流れ出る。液状のうちに型に入れ固める。こうした手順で出来たのがもく木蝋と言われるものらしい。




ネットを見てゆくとハゼはウルシ科でないか。子供の頃、ウルシでかぶれたことがある。きのうは、木に触ったり、実を採ったりしておまけに実の中まで触っている。1日経っても異状はない。よく読むと葉が落下すればかぶれの心配はないと出ていた。ほっ。