老人芸能大会


午前中は雲が広がり、時折細かい雨が。午後からは青空が広がり穏やかな天気に。きょうはみよし市の老人芸能大会。9月に行う予定が台風の影響できょうまで延期になった。おととしのこの大会も台風の影響で翌年の2月まで延期。おまけに、今年は午後の部の演技中に地震で一時中断の始末。


昭和55年から31回を数えるこの大会で、ここ3年間だけで2回の台風による開催延期、1度の地震による演技中断。災害列島がいよいよ緊迫度を増してきたことと感じざるを得ない。


そもそも、人前で歌舞音曲をするのに素面ではできない、酒の上でしかできない自分。こういう大会に参加するのは苦手だ。これも、浮世の付き合いと男女20数人でのコーラス、「北国の春」に出場した。ステージの袖で出番を待っているとき、胸の高まりがあってもよさそなものだが、それが全くない。何事にも感動のなくなるトシのせいか?それとも、練習の成果の発表の晴れ舞台だと緊張するほど練習に熱が入っていなかったのか? 多分、前者だろう。


この大会を観覧するのは3年ぶり。演目が若々しくなっているのが目覚ましい。”EXILE”や”嵐”の曲でダンスやらエアロビとこれが老人芸能大会か・・・。日舞、詩吟、尺八からEXILE、嵐まで。紅白歌合戦に劣らず演域が広い。結構なことだ。それだけ、老人たちの趣向も多彩になってきているということだ。カミさんからまた言われそうだ。「おとうさん、ブログにしがみついているばかりが能でないですよ。」