新聞休刊日


青空が広がり風も比較的穏やか。きょうのウォーキングは丘陵地の稜線上にあるだだっ広い牧草地経由に変更。草原の中にポツンと3〜4mもあるハゼの木が2本立っている。10日ほど前は紅葉が美しかったが、すっかり葉は落ちてしまった。小粒のぶどうほどの黄色い実が鈴なりで青い空に美しく映えている。


きょうは新聞休刊日。サンデー毎日で新聞を読むヒマはいくらでもありそうだが、それがなかなかない。追われっぱなしで2日も3日もまとめて読むことがしばしば。休刊日が来るとほっとする。新聞について、最近思うことふたつ。


浅田真央の母親が亡くなった。そんなときくらい、報道陣はそっとしておいてやればいいのにと思っていた。通夜や葬儀に報道陣が押し掛けることもなかったようだ。報道陣にも良識があった。


かと思うと、多治見で東濃地域をサービスエリアとする週間のコミュニティー紙を発刊している高校の同級生がその新聞に書いていた。瑞浪市の女子中学生が自殺。両親が同級生4人とその保護者に、いじめが原因だったと損害賠償を求めた。岐阜地裁は先月原告側の請求を棄却した。その間の一般紙の報道は原告側から少しでもいい情報をもらって”他社に抜かれる”ことのないよう原告に同情的な紙面つくりをしている。同じブン屋からみて一般紙は社会の公器どころか”お家の事情”だけで大変公平性に欠ける報道をしている。