ビワの花


きのうは木枯らしが吹きまくり、けさはこの冬一番の冷え込みとか。名古屋でも初雪だったらしい、冬晴れが広がったが風の冷たいことこの上ない。


けさのラジオ深夜便。12月17日きょうの誕生日の花は「ビワの花」とやっていた。ちなみに、花言葉は「ひそかな告白」「温和」。起き抜けに庭のビワの木を見に行ったら地味にひっそりと咲いていた。そもそも、ビワの実は見ても花の咲いたところを見たことがない人がけっこういるのではないだろうか? 


冬枯れのこの時期に花の咲いている樹木といえば、山茶花か椿くらい。そんな中で地味で目立つことなく「咲いているよ」と控えめに告白しているような風情なところから「ひそかな告白」「温和」という花言葉が生まれたのではないだろうか。


きのうの野田総理の「原発事故収束」宣言には都合の悪いことは発表しない戦時中の大本営発表を彷彿させる。「事故収束」の一語に「えっ」と違和感を覚えたのは自分だけではないと思う。野田さんは、ビワの花の花言葉のように「ひそかな告白」で終わらせたかっただろうが、そこが、政治家の宿命「政治的パフォーマンス」を演じたにすぎないということだろう。