数え日


朝のうちは雲が広がったが午後からは青空に。風は冷たいがさほど強くもない、まずは穏やかな冬至。昼の時間がもっとも短い頃である。一年でいちばん寒くてもよさそうだが、実際の気象はそうなっていない。 寒さが身にしみるのは年が明けて、寒の入りから節分までの「寒の内」である。日が長くなりはじめたはずなのに、寒気は逆に厳しさを増していく。


そんな気象の変わり目が暦の上での冬至、だというのに春を告げる菜の花畑が、豊田の衣台高校の東に広がっている。毎朝のウォーキングコースから少し足を延ばしたところだ。なんとも奇妙な取り合わせだ。そして、冬至を過ぎると師走も「数え日」となる。つまり、年内も指折り数えるほどになった日々を言い、せわしさは募る。


半年前から故障したままで放置してあるPC。データのバックアップやらデスクトップなので修理屋へ持って行くのが煩わしいのだ。その間カミさんのPCに居候している。年内も「数え日」ともなると、さすがに立ち上がらざるを得なくなってきた。地域で役職を仰せつかっている会の年度末の資料の整理に追われることが目に見えて来たのだ。


「数え日」に背中を押された。データのバックアップをとってPCを修理屋に持ち込んだ。マザーボードやハードディスクは正常だから初期化をすれば多分大丈夫との診断。作業は3〜4日、費用は6,300円とのこと。大丈夫かどうかは半信半疑だが、こんなことならもっとはやく修理に出せばよかった。きのうカキコしたばかりの相田みつをの詩がまたきょうも登場だ。


 男は

そのときは  そう思ったんだが    あのときは  そう考えたんだけれど

でも・・・   だが・・・   けれど・・・  でも・・・

男は 使わぬ方がいい