冬芽


クリスマス寒波というものの日中は比較的穏やかな冬晴れのクリスマスイブ。明朝にかけてホワイトクリスマスになるかもしれないとの予報。雪が降ってもらっては、こちらは困る。あすは神社の門松づくり。そしてあすは年賀状の締切日。今夜はご近所さん4夫婦でクリスマスパーティー。いやが上にも慌ただしい年の瀬ムードだ。


近所のふながや公園のモクレンの木。葉をすべて落として冬眠しているかと思いきや、冬に入る前にすでに春の芽吹き用意をしているそうだ。枝々に小さなふくらみとなって見えるのは蕾ではなく、やがて葉となり花となる部分で「冬芽」というそうだ。冬の間じっと寒さをやり過ごし、気温が高くなると活動を始めるそうだ。緑化センター「季節の花めぐり」でいただく”ワンポイント植物観察”に書いてあった。


 民主党前原政調会長、八ツ場ダム工事再開決定の政府判断を容認したことになった。2年前、自分が国交相のとき威勢よく建設中止を打ち出したが結局は地元を説得出来なかった。当然、自分の責任だ。「冬芽」の活動を見習いたまえと言いたい。ダム建設中止を打ち出すなら、打ち出す前から「冬芽」のような活動をして機が熟すのを見極めるべきではないか。政策決定の未熟さが露呈したとしか言いようがない。