昇竜のごとく


陽射しもほとんどなく四つ池から寒風が吹き上げてくる一日。時折、電線がうなりをあげている。そんな中、寒さに強いはずの庭の花壇のノースポールもさすがに花弁を折りたたんで冷たい風から身を守っているような風情だ。


3ヶ日も終わり世の中が動き始めた。わが麻雀生活もきょうが打ち始め。その麻雀仲間からいただいた龍の版画の年賀状が気にいったのでガキ仲間のブログにも投稿した。幼友達のI君。自分に届いた年賀状にも龍の版画、絵が何枚もあった。不思議なことに龍の爪が3本のものやら4本のものがある。正解は何本だろう?とカキコ。


そこで、返しのカキコ。 電卓が出現して暗算能力が衰えた。ワープロの出現で漢字が書けなくなった。インターネットの出現で、図書館で苦労して調べることがなくなった。その反面、薄っぺらな知識ばかりが身につくようになった。


貴兄からの出題の答えもネット一発で”知ったかぶり”です。5本爪は天子さま、4本爪は貴族、 3本爪は士族、 2本爪は臣民、 1本爪は卑民を守護する龍。小生に送られてきた龍の版画は4本爪。従って、小生は年金貴族のようです。


何本の爪の龍でもいいから、昇竜のごとく地震津波の試練を乗り越え社会保障政策にもメドをつけて経済が立ち直ってほしいものだ。