成人の日


寒の内にしては穏やかな成人の日。成人式を半世紀以上前にすませたジジババたちは公民館で新年会。若いモンに負けられるかと終了時間になってもカラオケのリクエスト用紙が溜まる一方の状態。


新年会に出かける前にウォーキング。あざぶの丘の石垣のある歩道沿いに10数m芝桜が植えてある。春に桜に似た花が咲きそれ以外の時期には葉が芝生のように広がって美しい。ところが、もう、と言っていいのか狂い咲きと言っていいのか、いずれにしても点々と花が咲いているのではないか。


カミさんの解説。石垣が風よけの役目を果たしているのと、昼間熱を吸収した石垣が夜間の冷え込みに対して暖房の役目も果たしている。狂い咲きというよりフライング咲きではないの? とのこと。 寒の内のこの時期に芝桜の花にお目にかかれることは珍しい。


成人式のことだが、もうそろそろ行事のあり方を考え直す時期に来ているのではないだろうか。えらい人が「キミたちは」と上から目線で呼びかけても説得力を欠こう。ハッピーマンデーのために祝日を動かしたのが成人の日の空気をさらに薄めているのだろう。今年もきょう以外の日に式典を行っているところが相当数あるはずだ。