数珠球


晴れ上がった青空に刷毛で掃いたようなすじ状の雲が眩しい。日影の田や畑は霜で真っ白だ。風がない分ぬくもりを感じるけさのウォーキング。


数年にわたって似たようなコースでウォーキングを続けていると、どの場所にいつごろどんな花や実があるか大体わかるようになった。その中のひとつ、秋には黒い実をつけていた数珠球、今は白い色の実になって頭を垂れている。数年前、初めて見つけたときには、珍しさから黒い実を両手いっぱいに採取してお手玉を作ったカミさん。孫も喜んでくれてご満悦だったが、大きくなった今は見向きもされなくなり最近は数珠玉の前を素通りの毎日だ。きょうは、写真を撮ってご挨拶だ。


白い玉といえばゴルフ。ゴルフきちがいの友人からの年賀状にパロディー漢詩(七言絶句)ゴルフが書いてあった。あまりにも小さな文字だったのでA4の用紙に写した。ゴルフをやった者、誰もが通った道。思わず顔がほころぶ。