野焼き


予報どおり午後から雨。雨の降っていない午前中は屋外でグラウンドゴルフ。雨降りの午後は室内で麻雀。合理的で有意義な生活とみるのか、非生産的な怠惰な生活とみるのかは人それぞれの人生観によるものだろう。きょうは、ブログのネタ探しのため日課となっている新聞を読むことも休刊日で追い立てられることもなくなんとなく気楽な日だ。



きのうの日曜、三好丘丘陵地の田園地帯のあちこちから写真のように煙が立ち昇っていた。春の風物詩”野焼き”だ。小型の消防車が気ぜわしく巡回している。のんびりとした田園風景をブチ壊すようななんと無粋な消防車か。



毎年この時期、風のない日に土手、田畑や畦などの枯れ草や枯れ葉が焼かれる。害虫の卵を駆除し新芽の成長を助け、焼いた後の灰を肥料にするためにこうした作業を昔からやっていると作業をしているおじさんは語り、更に付け加えた。
本来、野焼きは法律で禁止されているが、焼畑、畦の草、下枝の焼却など農業を営む上で必要な場合は例外的に認められている。と。


紅梅、白梅の蕾といい、この野焼きといい、春を迎えるための舞台装置は着々と整えられてきた。