小さな勇気こそ


連日の穏やかな晴天。暖かな日和になった。最高気温が20度を超して今年一番の暖かさとか。四つ池の桜も、まだ満開とまでは行かないものの見頃になってきた。ウチから眺める四つ池の春景色は彩がにわかに豊かになってきた。桜の白、柳の若緑、池の水面の深緑、遠くの菜の花畑の黄色、それらが本格的になってきた春の陽射しに映えて一気に華やかになってきた。


メルマガを読んでいたら兵庫県豊岡市の小学校の学年通信で紹介されていた詩。なんか、自分のことを言われているようでドキッ。日記に書きとめておこう。

      「小さな勇気こそ」

人生の大嵐がやってきたとき  それがへっちゃらで  乗り越えられるような                    
大きな勇気も欲しいが   わたしは小さな勇気こそ欲しい


わたしの大切な仕事を後回しにさせ  忘れさせようとする小さな悪魔が

テレビのスリラードラマや漫画に化けて  わたしを誘惑する時

すぐそれがやっつけられるくらいの  小さい勇気でいいからわたしはそれが欲しい


もう5分ねてたっていいじゃないか  けさは寒いんだよと

あたたかい寝床の中に  ひそみこんで  わたしにささやきかける小さい悪魔を

すぐにやっつけてしまえるくらいの  ちいさい勇気がほしい


あすがあるじゃないか  あすやればいいじゃないか

今夜はもういいじゃないか  今夜はもう寝ろよと

机の下からささやきかける  小さい悪魔を

すぐにやっつけてしまえるくらいの  ちいさい勇気こそ欲しい


紙くずがおちているのを  見つけたときは  気づかなかったふりをして

さっさといっちまえよ  かぜひきの鼻紙かもしれないよ

不潔じゃないか  と呼びかける  小さな悪魔を

すぐやっつけてしまえるくらいの  小さな勇気こそ  わたしは  欲しい


どんな苦難ものりきれる  大きい勇気も  ほしいにはほしいが

毎日 小出しにして使える  小さい勇気でいいから

それが  わたしは  たくさんほしい


それに  そういう小さい勇気を  軽蔑していては  いざというときの

大きい勇気も  つかめないのではないだろうか


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なんだか、相田みつを の詩みたいだ。長いので途中省略しようとしたが「畏れ多くも」そんな勇気がなく原文のままになった。