ターニングポイント


朝から薄雲が覆っているもののおおむね晴れの蒸し暑い日。きのうあたりから庭のランタナが咲き始めた。怠け者夫婦のウチの庭にうってつけの花だ。何の手入れもしなくてもこの時季からクリスマス頃まで咲き続けてくれる。しかも”七変化”といわれるように鮮やかな色が成長に応じて変化してゆくのが面白い。


ランタナの七変化のごとく諸行無常、シャバはめまぐるしい動きだ。いろんな意味でのターニングポイントになるかも知れないと注目していた、きょう6月18日。まず朝に飛び込んできたニュースはギリシャの再選挙。緊縮策の撤回を求めていた急進左派連合が敗北を認めた。ギリシャ国民はユーロ圏に残る道を選んだことになる。素人目には、ひとまず波乱は避けられそうだ。



2003年にwindowsMeを皮切りに、落雷で買い替えしたり、今回のようにインターネットが接続不可になったりして9年で3代目のwindows7が夕方に届いた。7年前に生涯これが最後の新車だと思って自家用車を買い替えたのと同様、最後の愛機かと思うと感慨ひとしおだ。この先、バックアップしたデータを写しかえたり、メールアドレスの変更を知らせたりする作業のことを考えるとぞっとする。


夜おそくのニュース。民主党の消費税増税関連法案採決前の全体集会での結論は永田町お得意の先送りとなったようだ。21日になればはっきりすることだ。この消費税増税法案、グローバルな視点から考えたら世界から孤立しないために一刻も早く財政再建のために必要だろう。国民生活の視点から考えたら、増税する前にもっとすることがあるだろうということになる。ただ、言えることは民主党の中で増税反対を唱える人たちに一言いいたい。政権とったら何でもできるようなことを言って大風呂敷を広げたが何もできなかったのではないか。何もしないでおいて、ただ増税反対とはよく言えたものだ。


6月18日という日が自分・国内・国際的にターニングポイントになる日になるかもしれないと、大仰なことを言ったけれど結局は自身の身だけのターニングポイントだった。