午前10時の映画祭


梅雨時にしては晴れ間の多い一日。ウォーキングも日陰のほとんどない丘陵地コースから日陰の多い夏コースに変更。目に飛び込む景色も自ずと変わってくる。この時季、あちこちの庭先や玄関先で紫陽花とともに梅雨空をさわやかに咲くアガパンサスが目につく。初夏版色違い彼岸花にみえる。







愛知県の老人クラブ連合会(会員数36万人)に月刊の機関紙がある。いまだかつて読んだこともなかったが、きょう配達された7月号にふと目をやると「おでかけ情報」欄に”午前10時の映画祭”の案内があった。1950年代から70年代の娯楽映画を今年3月から来年2月まで毎朝10時からミッドランドシネマ名古屋空港で上映している。1週間ごとに作品が替わる。入場料千円。


7月から9月までのラインアップの中からもう一度見たい、ぜひ見たい作品を5本選ぶとこうなる。

1.「ブラックサンデー」 上映したら映画館を爆破するという脅迫で上映中止になった映画。

2.「ナバロンの要塞」  映画館で1回テレビで2回見たが何回みても飽きない。

3.「ハスラー」     ポールニューマンがよかった。

4.「ゴッドファーザー2」マーロンブランドがよかった。

5、「華麗なる賭け」   ミシェルルグラン作曲の主題歌「風のささやき」がいい。


若い人たちならレンタルビデオ店でDVDを借りてくるだろうが、老人は借り方もわからなければDVDの見方もわからない。オールドシネマファンにこういう人がけっこういるのではないだろうか?自分がそうだから。
客層といい、営業時間帯といい、「すきま産業」といえるだろう。