半夏生(ハンゲショウ)


きのうの大雨とはうって変わって朝から真夏のような青空が広がった。きのう1日は暦の上では「半夏生」。厳密にいうと、夏至から数えて11日目のこの日から七夕までの5日間が「半夏生」で昔の農家にとっては田植えの目安とされていた。と1日朝のラジオ深夜便のきょうの誕生日の花で伝えていた。そう、7月1日の誕生日の花は「ハンゲショウ」だった。豊田・藤岡の愛知県緑化センターにこのハンゲショウが群生している湿地があるので写真を撮りに行こうと思い立ったが、この雨では・・・と断念。


そこで、ちょうど1年前のきょう7月2日に同センターで行われた「季節の花めぐり」に参加して撮った写真に再登場してもらうことにした。半夏生の頃に花を咲かせ、葉っぱが白く化粧したようになるハンゲショウ(半化粧)が群生している湿地が緑化センターの中にある。巾2〜3m長さ50m以上はある湿地一面に今が盛りと半夏生が群生している。ネットで調べると、ハンゲショウの名前の由来は半夏生の頃に咲く説と葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説とがあるらしい。


葉が白くなる理由を先生はこんな風に説明していた。雨の多い季節に咲く花は虫の訪問を受ける機会が少ない。そこで、葉を花のように白く見せて虫にPRをしている。白く化粧をしている間は光合成はしない。化粧の期間が終わると葉は元通り緑になる。と。


サッカーの欧州選手権、スペインの連覇。欧州金融危機ギリシャに次いでスペインが火種に。優勝のあの熱気が暗雲を払いのけるエネルギーになれば幸いだがそんな生易しいものでもない。とうとう、小沢新党がスタート。暗雲漂う国政の中での突然の雷雨か?いや、そうでもない。壊し屋前線の移動経路は識者の間では織り込み済みとの説も。この新党は選挙至上主義の半化粧新党だ。政権公約の実行は植物にとっての光合成光合成をサボッてまで化粧をしてせっせと虫(票)集めだ。 とはいえ、欧州も日本も政治も経済も梅雨空のまま雲は低い。