苦痛の時間 快哉の時間


この秋一番の冷え込み。初冬を感じさせる冷たい雨の中、生涯学習寿大学第4回講座は瀬戸にある県陶磁資料館へ。午前は陶芸館でやきものづくり体験、午後は常設展の観覧。包丁でりんごの皮もむけないほどの手先の不器用な自分には、初体験の焼きものづくりは、かなり苦痛のともなう時間だった。



「近いうち」解散の表明から3カ月。自民、公明両党から「ウソつき」呼ばわりされ、足元の民主党からは「野田降ろし」の動きが起きていた。きのうの党首討論の野田さんは二正面から追い詰められ、攻勢に転じる大勝負に出た感があった。一時は安倍さんもたじろぐ場面があった。 


この時ばかりは、負け犬の遠吠えというより小沢さんに「なかなか、やるもんだ」と言わしめたときの野田さんが垣間見えた。野田さんにとっては快哉を叫びたくなる時間だっただろう。