雀百まで踊り忘れぬ

[ ♪春は名のみの 風の寒さや  コーラスでお馴染みの早春賦の一節。きょうの天気はまさに早春賦の世界。今度の日曜17日が彼岸の入りというのにこの風の冷たさだ。


春を告げる花木はなぜか黄色が多い。ロウバイオウバイ、マンサク、サンシュユ。三好丘丘陵地でもサンシュユの黄色い花が目立つ季節になってきた。あちこちの畑の土手で見受けられる。樹高3m位のものが多い。秋には赤い実が鈴なりになる。




病院の待合室。掲示板に既に終わった催事のお知らせが貼ってある。こんなものを見ると無性に気にかかる。きのう某病院に月一度の定期的な診察を受けに行った時のことだ。帰り際に掛の女性に「あの掲示、はずしてもいいよ」と一言。


現役時代、営業所廻りをしたとき必ずまず最初に掲示板をチェックした。会社を訪問して受付嬢の応対ぶりでその会社の格付けができるように、掲示板を見ればその営業所の管理状況がわかった。


会社の意図していることを従業員に的確に伝えているか。期限が過ぎた掲示が出てないか。誤字脱字がないかなど・・・。そんなことから、どこへ行っても掲示板をチェックする癖がついてしまっている。


取り立てて云わなくてもいい一言で、いやらしいジイさんだと掛の女性に思われただろう。「雀百まで踊り忘れぬ」この癖、死ぬまで直らないだろう。