防犯カメラ


久しぶりの本降りの雨。ありがたい雨だ。夕方には青空が見えてきた。降り出す前の早朝ウォーキング。丘陵地の畑の土手に、ポツンと一本だけのホオズキ。野生のものではなく、種がどこからか運ばれてきたものだろう。オレンジ色の風船みたいのものは果実。花が咲いているところは見たことがない。


ホオズキといえば、東京浅草、浅草寺の「ほおずき市」が夏の風物詩として有名だが、それより子供の頃このオレンジ色の果実を鳴らして遊んだ記憶の方が思い出深い。ネットで調べると、ホオズキを鳴らすときの頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったらしい。




近頃は、街中で事件が起きれば監視カメラに映し出された犯行状況がテレビでも放映される時代だ。安全・安心まちづくりには監視カメラ、防犯カメラは不可欠なツールで行政のみならず、地域の自主防犯組織でも導入に関心が高まっている。県警の主催により名駅の「ウインクあいち」で「防犯カメラ設置促進シンポジウム」が開かれ出席した。「防犯カメラの普及」と「防犯カメラとプライバシー」に関する二人の研究員の基調講演とパネラー6人によるパネルディスカッションが行われた。あすの自主防犯クラブ役員会での報告用にまとめた。


● 防犯カメラの効用を一口で云えば 1.犯罪の抑止力 2.住民への安心感 3.犯罪捜査のツール

● 防犯カメラは、本来、目視できないところへの補完的なもの。駐車場のような閉じられた空間で防犯効果がある。防犯カメラ設置を契機として、住民参加で、自然監視性を高める防犯パトロールとか花づくりを通じたコミュニティの活性化の取り組みが必要。

● 防犯まちづくりのポイント。防犯に特化した活動だけが重要であるのではなく、むしろ日頃から快適で活力のある街をつくることが防犯にも効果があるとの観点に立って幅広い視野から取り組むことが必要。


パネルディスカッションで豊田まちづくり(株)からの報告。豊田市駅西口の駐輪場の管理をしているが防犯カメラ設置後自転車の盗難は皆無。それに引き替えわが三好ヶ丘駅駐輪場はどうか?4台の防犯カメラを設置したと広報に載っていたが、6月は8台の盗難。話によると、カメラは2階のデッキや駅舎の方で駐輪場には向けてないそうだ。しかも、「防犯カメラ作動中」の表示すらどこにあるかわからないようだ。これでは、犯罪の抑止力にもならず、住民に安心感を与えられず、犯罪捜査のツールにもならない。税金のムダ使い以外の何物でもない。