かなう夢 宇宙旅行


日の出の時刻が6時台になり日没時刻も元旦から15分のびて17時06分だ。朝から乾燥した晴天。風が冷たく寒中らしい寒さだ。きのう「春への足音」を訪ねたせいでもないと思うが、光がまぶしい。風さえなかったら”光の春”をちょっぴり感じさせてくれるほどの青空がまぶしい。


ウォーキングコースにある、たわわに実ったハゼの実の黄色、ツルウメモドキの赤い実がまぶしいほどの青空をバックに光輝いて見える。やはり、「春への足音」だろう。




「トリスを飲んでハワイに行こう」と夢のハワイへの宣伝が流行ったのが大学生の頃だった。あれから半世紀、いまや宇宙旅行が「かなう夢」になりつつあるという。旅行会社クラブツーリズム宇宙旅行の専門会社「クラブツーリズム・スペースツアーズ」を立ち上げる。と先日の新聞に出ていた。


はるかかなたの地球を眺め、高度110kmで無重力状態を4分間体験する往復2時間の日帰り旅行が今年中にも実現しそうだという。旅行費用は事前の訓練も含め2600万円。世界で600人が支払い済み。そのうち日本人は18人。空に向かって110kmといえば、名古屋から新幹線で東に走れば浜松あたりの距離だ。そこはもう無重力の空間なのだ。


これだけの費用を支払ってまで叶える夢かどうか、人それぞれだろう。わたしゃ、そんな夢とは無縁で結構。それより往復2万数千円でリニア新幹線に乗せてもらいたい。あと13年先だ。