確定申告

きのうより雲の多い天気。太陽が雲に隠れるとさすが寒中だ。来たるべき季節を待ちわびる思いをこめて、門の階段の前に人工の春の演出だ。愛嬌のある演出だ。寒風吹きさらしの自然界では、愛嬌を振りまくような生優しいことなどやっていられない。そこで、家庭菜園のタマネギと庭のキウイ、柿にどっさり「寒肥」をやってきた。これも、この季節の風物詩だろう。







今年も確定申告を済ませた。来週には提出はするが、申告をするたびに思うこと。いろいろ問題はあるだろうが、サラリーマンにも公的年金受給者にも確定申告をさせるとよい。第一に自分で計算して(といってもパソコンで数字を入れてゆくだけで計算してくれるが)税金を納めるからその使われ方に関心を持ち、行政に対して”もの申す”納税者が増える。行政のムダ使いが減る。ということにはならないだろうか。


源泉徴収の制度のおかげで、サラリーマンや年金受給者である自分も税金・社会保険料を納めているという感覚がない。給料や年金からなんか知らんがたくさん引かれているというぐらいの感覚しかない。「取られている」と「納めている」では180度の意識の差がある。


年金受給者全員が自己申告と云うことに無理があるならば、自己申告者には「自己申告控除」を設け減税する方法もあるだろう。国にしてみれば投網にかけて集めるようなものでズルい税金の集め方だ。われわれ国民は自らの責任で申告・納税そして使われ方をウォッチすべきでないか? 少々 暴論かな?