政治あれこれ


きょう20日二十四節気の「大寒」。1年で最も寒い時季と云われる寒の内も「大寒」を迎えていよいよ中間点だ。小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」と云われるからだ。


大寒」の日のふながや公園のハクモクレン。葉をすべて落として冬眠に入っているようだが・・・。いや、そうでもなさそうだ。冬に入る前から、やがて葉となり花となる「冬芽」で芽吹きの用意をして、この寒さをやりすごしているのだ。




週末から今週初めにかけて政治にまつわる色々なことが思いめぐらされた。


●先週の金曜1月17日は阪神大震災から19年目の日。時の自社さ連立内閣の総理村山さんは震災に対する対応が遅いと批判を浴び内閣支持率を大幅に下げた。
                                           

まだ記憶に新しい東日本大震災は3年前の3月11日。時の総理は民主党政権の菅さん。災害対応の指導力不足や震災翌日に福島原発を視察する「政治的パフォーマンス」を行ったことで事故対応の初動に遅れが生じたと批判を受けたことなどが引き金になって”菅おろし”が始まった。


ご両人労組の活動家と市民運動家から上り詰めた人物で体制批判には長けていても、逆境に立ったときの対応能力や守りの能力に問題ありと弱みをさらけ出したかっこうだ。きのうの沖縄名護市長選で辺野古埋め立て反対派の市長が再選を果たした。「反対、反対」云っている間は良くても、これからどうリーダーシップを発揮するかお手並み拝見だ。


●土曜日、市内各地区からバス12台を連ねて京都・伏見稲荷へ初詣。主催は政権野党所属地方議会議員の後援会だ。来週の土曜には政権与党所属国会議員や地方議会議員の後援会主催の伊勢参りだ。参加費はどちらも5千円。自分は例年後者の方に参加していたが今年初めて前者に参加。参加者の9割近くがジジババ世代。両方参加する人もかなりいる。


イデオロギーで参加する人などまずいない。近所づきあいであり、手軽な物見遊山だ。先生方にとってみれば、組織のしがらみから解き放された世代は絶好の草刈り場だろう。両者の利害一致。