ソチ冬季五輪


週末に襲った春の雪は東京方面で大暴れしたようだ。幸いこの地ではみぞれ混じりの雨が雪を融かしてシャーベット状の雪化粧の程度で、1月11日と同様積雪量としてカウントされなかったのではないだろうか。雪景色よりむしろ雨による水滴の花の方が美しかった。


お天気博士が云っていた。太平側に降る雪は、寒の内より寒が明けてからの方が深い。冬の季節風が弱まるにつれて、南の近海を低気圧が発達しながら通るようになり、寒気とぶつかって雪になる。意外と大雪になるそうだ。春の雪は「冬の季節風」が弱まったと云う意味ではありがたいが、東京の人達にとってはありがた迷惑な雪だったろう。


「春の雪」といえば3年前の2011年3月11日のクマさんの日記。《照ったり曇ったり、時折にわか雨、早朝にはうっすらと春の雪。目まぐるしく変わる天気の挙句の果ては地震がぐらり。国内観測史上最大の地震とテレビが伝えていた。こんな長い時間揺れた地震は初体験だ。東北地方では大災害のようだ。》あの大震災の日にこの地で雪が降っていたのだ。


この週末、ソチでの冬季五輪が始まった。開会式の模様を総集編で見た。自分の認識不足を恥じ入るばかりだ。10日ほど前のクマさんの日記にこんなことを書いていた。《欧州と北米の金持ちクラブの冬の運動会の気がしてならない。採点競技のフィギアスケートで黒人選手が白人選手に勝つことは不可能に近いのではないか。スキーで黒人選手がメダルを取ったら歴史的快挙と云われるだろう》


開会式の入場行進で、アフリカやカリブ諸国の黒人選手が続々出て来るのではないか。スピードスケート、カーリング、アイスホッケー、ボブスレーの中でメダリストもいた。よく調べもしないで、思い込みの書き込みの懺悔。


メイちゃんパパさんの日曜恒例の楽曲特集ブログにも「雪とオリンピックの思い出」がアップされていた。「雪が降る」「白い恋人たち」「虹と雪のバラード」「WAになって踊ろう」の4曲だ。曲の感想をコメント欄に書くと長くなるので、あすのクマさんの日記にカキコしよう。