ソチ冬季五輪 Ⅱ


連日の氷点下の朝。痛いほどの風の冷たさ、ハンパじゃない。2月11日誕生日の花はマンサクと伝えるラジオ深夜便。春に先駆けてまず咲くことが転じてマンサクとか。残念ながらウォーキングコースにはマンサクが見当たらない。

           

春先に咲く花はなぜか黄色い花が多い。このマンサクを初めとして、ロウバイサンシュユ、ヒイラギ南天など実に多い。ヒイラギ南天なら我らが麻雀荘のすぐ脇に植えられていて今が見ごろだ。マンサクに代わって登場だ。ヒイラギに似てトゲトゲの葉。春先に小さめの黄色い花がたくさん咲いている。



メイちゃんパパさんの日曜恒例の楽曲特集ブログに「雪とオリンピックの思い出」がアップされていた。「雪が降る」「白い恋人たち」「虹と雪のバラード」「WAになって踊ろう」の4曲だ。「白い恋人たち」は1968年グルノーブル、「虹と雪・・・」は1972年札幌、「WAになって・・・」は1998年長野と各冬季五輪のテーマ曲だ。


グルノーブル五輪の記録映画「白い恋人たち」にフランシス・レイのあのいかにもフランスらしいテーマ曲は冬の五輪の魅力を世界に伝えた。日本でもザピーナッツが歌ったのをおぼえている。その4年後の札幌でのトワエモアの美しいハーモニー「虹と雪のバラード」はついこの間のことのように思えるが、もう42年経つ。


両曲ともゆったりとしたテンポ、美しいメロディーラインやハーモニーで洗練された都会的な雰囲気がある。その一方長野の「WAになって・・・」は閉会式に欽ちゃんの司会でフィールドに集まった人たちがみな踊りだした曲だ。このシーンはよく覚えている。幅広い年代の人達に親しまれ、踊れるようなテンポとリズムだ。前2曲が洒落た社交ダンスなら「WAになって・・・」は盆踊りだ。


前2曲は半世紀近い年を経ても我々の年代層の脳裏に焼き付いている曲のような気がする。今年でちょうど半世紀になる南春夫の東京五輪音頭とともに。その後、五輪にまつわる心に残る曲はあまり聞いたことがない。                


それというのも、五輪の意義だとか、世界のトップ選手の技を称えるといったことより自国の選手の結果、メダルの数ばかりに関心が集まるようにマスコミが煽り立てているのではないだろうか?みんなの心がせかせかしている今より半世紀前の方が心のゆとりがあったかもしれない。