猿投の桃畑


きのうに引き続き「朝晩、早春 昼間は初夏」の天気。車に乗っているとエアコンが欲しくなるような天気だ。きょうの朝日新聞デジタル版。「桃の人工授粉始まる 豊田猿投地区」の見出しで花が満開の桃畑の写真が載っていた。陽気に誘われて猿投にお出かけ。


舞木町の小高い山の上に展望台があって、そこからは猿投山はじめその裾野一帯に広がる桃畑が一望できる。桜、桃、菜の花三役揃い踏みの春景色だ。中腹にある駐車場の周囲の桜が盛んに散り急いでいる。ほんの束の間のそろい踏み。「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ・・・・・」



もう一つの展望スポットは加納交流センターの2階、花見台。2階のテラスがこの時期に限り開放されている。粋な計らいだ。この猿投地区の桃は県内でも有数なブランドだ。新聞記事によると52ヘクタールの桃畑があり54戸の農家が9品種を栽培し、今年は470トンの収穫を見込んでいると云う。


猿投地区は三好に越してくる前に住んでいた保見とは隣り合わせの地区。収穫時期になると道路沿いの無店舗販売所に桃を買いに行ったりして、何となく愛着のある地域だ。