昭和の日


朝からまとまった雨の「昭和の日」。こんな日はサンデー毎日族も普段は仕事をしている堅気の人も雀荘詣。朝8時からの第一部と午後1時からの第二部に分かれての熱戦が繰り広げられる。メンバーの8割以上が戦争を体験し64年に及んだ昭和を駆け抜けてきた者ばかりだ。第一部での戦いを終えて、いまパソコンに向かって昭和に思いを巡らせている。


昭和の歴史を振り返ってみるに、足かけ64年に及んだ昭和という時代に、日本人は有史以来の最大の戦争を体験し、敗戦から経済大国へと、奇跡の復活を成し遂げた。戦争が起きたことは大変不幸なこと。これは云うまでもないが、世界に名だたる経済大国になったことに日本人はもっと自信と誇りを持っていいのではないか。


進歩的文化人やジャーナリズムが余りにも自虐的に煽り立てることから近隣諸国の抗日運動に付け入るスキを与えているのではないだろうか。



今年は宝塚歌劇100周年の年。昭和を挟んで大正、平成に渡って100年、未婚女性による誰もが楽しめる国民劇として、「タカラヅカ」の名は世界にとどろいている。そのシンボルソング「すみれの花咲く頃」のスミレの花。家庭菜園のウチの隣の畑に群生している。ウチから種が飛んで行ってこんなにも増えてしまったようだ。


隣の畑のオーナーはジャンプロさんち。ジャンプロ夫人、かつてはタカラジェンヌではなかったかと思わせるような風貌だけあって大事に育てておられる。


きのうの日記に平成になって昭和の「天皇誕生日」は「昭和の日」だったか「みどりの日」だったかとんと無関心になった。とカキコしたものの気になったので、そのあたりの経緯を調べてみた。本来は即「昭和の日」になるところだったが、昭和前半の日本を「暗黒」「軍国主義」と決めつける歴史観を持つ政党が反対して法律が成立せずやむを得ず「みどりの日」になったそうだ。その後反対した党のうち一党が賛成に転じて「昭和の日」となったそうだ。


雨降りの「昭和の日」になって色々なことを考えさせてくれたり、調べさせてくれたりして有意義(きょうの運勢では勝負事は避けた方がよいとあったにもかかわらず勝ったということもあるが)だった。それと同時に庭や畑の植物にも恵みの雨だった。