竹田恒泰講演会


午前中雨。秋雨前線が張り出して・・・と聞けば「秋」の字があるだけでも何だかほっとする。どうりで、きのうからきょうにかけて涼しいはずだ。ウッドデッキの下の草むらでヤブランが元気を出してきた。毎日、毎日うっとおしい天気の閉塞感をいざヤブランかな。


午後名駅前のウィンク愛知で竹田恒泰氏の講演会。お題は「誇り高き日本の未来」。氏は旧皇族・竹田家に生まれ明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる。39歳。生まれが生まれだけに保守本流も半端でない。正統派保守本流と云えよう。テレビ同様”うけ”ねらいの冗談も多いことや、若さで軽さは否めない。



● 昭和天皇を心から尊敬し讃えたマッカーサー

終戦直後、昭和天皇マッカーサーと会談。「全ての戦争責任を負う」との陛下の発言にマッカーサーは大いに感動した。そして後日語っている。「自らの命と引き換えに自国民を救おうとした国王が世界の歴史上にあっただろうか」と。


 これにより米国の占領政策は日本を解体する方向から、日本人を骨抜きにする政策に変わった。竹槍精神に見られる余りにも勇敢な戦い方、天皇の我が子のように自国民を愛する気持ち。これらの状況判断から国を解体する方針を転換させた。日本人を骨抜きにする政策では神話教育を禁止した。(氏は触れなかったが、スクリーン、スポーツ、セックスの3S政策が代表的政策ではなかったかと思う)


● 3.11 民主党政権  領土   が日本の自覚を取り戻した
 
 東日本大震災をきっかけに「世のため人のため」に奉仕するボランティア活動が珍しいことではなくなった。バラマキ政策する民主党政権から今の自民党政権に変わって憲法、国防など国家本来の課題に取り組むようになった。これまで右翼の活動の場であった領土問題も尖閣竹島問題が浮上して国民共通の問題となった。


● 日本人の死生観

 西洋人は自分の幸せのために生きている。日本人は世のため人のために生き、惜しまれながら去っていく。