近頃 思ふこと


「彼岸の入り」の声が聞こえ出したらいっきに春がダッシュ。春を通り過ぎたかと思えるほどの暖かさだ。勿論、今年一番の暖かさだ。4月下旬の気温だとか。おそらく20度超だろう。


ポカポカ陽気に菜の花畑が眩しい。近くの県道沿いのかつてはだだっ広い産廃物の集積場だったところが、こんなにも姿が変わったかと思うと、余計に強い春の日差しに光り輝いて見える。

近頃思うこと、ふたつ。


老朽化を理由に惜しまれて引退した寝台特急「ツワイライトエクスプレス」と「北斗星」。東京と博多を結んでいた夜行特急「あさかぜ」用に製造された濃青色の客車を元祖とするブルートレインは、半世紀以上の歴史に幕を下ろした。


一方惜しまれることなく引退して、イランに中国にクリミヤにと徘徊しては物議を醸している宇宙人、鳩山由紀夫元首相。徘徊して、相手のいいように利用されているから始末が悪い。徘徊するのは「国内、最低でも・・・」にしてもらいたい。そうか、国内では誰も相手にしないから、そうなっちゃうんだ。




東日本大震災から4年。この震災の前の民主党政権の時も今もこの時期に、国会では予算委員会が開かれている。予算委員会は大臣の身体検査をするところかと間違えそうになる。4年前は当時の前原外相の在日韓国人からの献金問題が予算委員会で発覚して大臣辞職に追い込まれた。


次いで、当時の菅首相にも献金問題が浮上。首相退陣かとされた日に東日本大震災が起きて、菅さんへの追及が吹っ飛んだ。今年は西川農水相の首が飛び、下村文科相の追求の最中だ。与野党がひっくり返っただけで、何が変化したのか。プロレスだって10年1日の如く毎度流血戦をやっていたら、観客に飽きられる。


国会の予算委員会も我々の納めた税金の使い方の論議よりも10年1日の如く大臣の首狩りをやっていては、国民からタオルが飛びかねない。