平和安全法案か戦争法案か


土曜の朝まで残った雨のせいで、運動会がきのうの日曜になった学校が多いようだ。近所の小学校からも黄色い声援が薫る風に乗って伝わってきた運動会サンデーだった。明けた月曜は高曇りの一日。予報では夜半には雨だとか。


舟ヶ峪池。四つ池の西にあり、自宅から歩いて5分足らずだ。周囲は深い緑に覆われている。一周500〜600mの池。すり鉢状の池で水辺まで人を近づけさせない。住宅地の中で一見深山幽谷を彷彿させる雰囲気だ。「睡蓮」はその語源の通り、昼に咲き、蓮に似た形をしている(つまり、「睡眠をとる蓮」、「眠る蓮」)なのだ。土曜のウォーキングは睡蓮のために昼頃にした。


ハスと睡蓮の見分け方をネットで調べると「ハスは、葉や花が水面から立ち上がるが、睡蓮は、葉も花も水面に浮かんだまま」なるほど。



先週は集団的自衛権の行使を含む安全保障関連法案が国会に提出されてマスコミが賑やかになってきた。新聞の見出ししか読まない熊さん八っあんには、この法案に対して180度考えの違っている与野党の主張がどちらも”なるほど”と思えて迷ってしまう。憲法改正に匹敵する憲法解釈の変更だから当然と云えば当然だろうが、それにしても・・・・。


片や平和安全法案と云い、一方では戦争法案という。東西冷戦時代と中国・北朝鮮の脅威のある現在とでは安全保障環境がまるで違っているから相手に侵攻を思い止まらせるような法整備をして備える必要があると云う前者。
             



戦後70年戦場で亡くなった人を一人も出さずに来たのは平和憲法があったから。憲法の解釈の変更はせず、国際貢献は武力でするのではなく人道支援でできる。という後者。



コップの水が「もう半分」と見る前者。「まだ半分」と見る後者。熊さん八っあん、どうするの? どうすると云っても、我々が国会に送り出した人たちに決めてもらうよりしゃぁ〜ないじゃん。憲法改正国民投票なら意志表示できるが、国会で審議してもらうより仕方ない。審議も入り口でごちゃこちゃと与野党の駆け引きばかりしてないで、議論をしっかりしてもらいたいね。