三つの心掛け


予報では午後から晴れ間が広がるとのことだったが、朝から青空。儲けモンをした気になる。庭の八朔も日に日に黄色くなり、垣根の山茶花も花の数が増えてきた。日増しに秋の色が満ちている。
                

グラウンドゴルフのプレイ会場、桜公園沿いのバス通りのナンキンハゼ並木は池から吹き上げて来る風に晒されてひときわ紅葉が早いようだ。カエデなどの真紅の紅葉と違って、紅葉と褐葉の中間を行くような色であまり美しいとは思えないが、秋の色には違いない。



永六輔作詩、中村八大作曲「上を向いて歩こう」。今月の19日に行われるみよし市老人芸能大会で発表するわがチームの合唱曲だ。男女28人による混声合唱だ。きょうも午後から練習があった。


永六輔といえば、10年ほど前豊田の市民文化会館で講演を聴いたことがある。その講演に触発されて彼の著書「庭説法」を図書館で借りて読んだ記憶がある。お寺生まれの永六輔が語る辻説法ならぬ“庭説法”。軽妙な語り口で、ユーモアを交えて「生」「老」「病」「死」を語ったものを収録したものだった。


説法の大半は忘れたが、「三つの心掛け」だけは今だに覚えていてクマさんのリタイヤー後の指針にもなっている。
 


  老いてからの三つの心掛け。


1.異性に関心を持ち続ける。
   心のときめきが若さを呼ぶ。  身だしなみに心がけるようになる。

2.歩くこと。
   季節の移ろいを感じる。 人に出会って話がはずむ。

3.続けてすることを持つ。
   すぐにあきらめない、続けてできるように工夫をする。